【沖縄】辺野古のいま

2020/01/01 報告


8月21・22日、「沖縄民医連2019平和を守るたたかい」に連帯する東京民医連の支援活動に参加しました。座り込みのほか、大浦湾の浜のテントでの学習、瀬高の丘からのぞむ辺野古の海、嘉手納基地・普天間基地の視察をするというプログラムでした。
辺野古座り込みでは機動隊による連行の可能性をなくすため、地元の方とともに座り込みはできず、道路の反対側からの沈黙の抗議ということになりました。皆で歌を歌いながら座り込みを行う人たち、それをふさぐように立つ警備員、座り込みをやめるように警告する機動隊、時間になり次々に来るトラックが渋滞の列を作る中、機動隊が最終警告を行い、座り込みのおじいさんおばあさんが一人ひとり丁寧に(?)排除されていきました。
機動隊も警備員も座り込みの人たちもみんな沖縄県民であることを教えてもらいました。 日本の問題に沖縄県民が振り回されていることに申し訳なく感じ、沖縄県だけでなく日本全体の問題だということを改めて実感しました。嘉手納の管制塔、普天間のヘリ落下の問題も学び、私たちの住む東京にも米軍基地があり、同じような不安を抱えた中で生活をしているという点で、共通の問題を抱えています。
百聞は一見に如かず。行くことでわかること、感じることが多くありました。もっとたくさんの人が現地で触れることが必要だと思います。

専務理事 渡邉博