介護相談室から

2018/11/14 お知らせ

相談室の窓

のがわ介護相談室長
阿部由紀子

 のがわ介護相談室は、ケアマネージャーの事務所です。むさし小金井診療所3階奥の小さな部屋で、4人のケアマネージャーが肩を寄せ合い仕事をしています。「ケアマネージャー」という言葉は、介護保険関連でよく聞くようになりました。実際どのような仕事なのか、簡単にご紹介したいと思います。
 朝のミーティングで職員4名の今日の予定を確認。終わるか終わらない頃から電話が鳴り始めます。事業所から、家族から、利用者本人から。ケアマネージャーは介護保険のサービスを利用する為に計画書を作る人です。利用者や家族からこんなことで困っている、こういう風にしたいなどの相談に乗り、どうすれば困りごとが解決できるかを考えます。
 Aさんの娘さんから電話が入りました。Aさんの病状が進行したので、寝ている間に呼吸状態が悪くなることを心配しています。そこで主治医や福祉用具の業者さんと相談し、酸素濃度を測る機械を試してみることになりました。B訪問看護から電話が入りました。Cさんの夫が最近介護疲れ気味、夫の体調も悪くなっているとのこと。そこでCさん宅に出向き、デイサービスの利用について相談します。Cさんは週2回認知症対応型のデイサービスに行くことになり、その間介護から解放される夫は、ほっとした顔をしていました。
 日々介護のこと、通所や訪問サービスのこと、施設のことなど、相談と調整に明け暮れています。この積み重ねが組合員に還元できることが、私達の願いです。
 介護関連で何か気になる事がありましたら、「のがわ介護相談室」を思い出し相談してみてください!