核兵器のない世界の実現を 8月4日~6日原水爆禁止世界大会

2018/09/05 お知らせ


ヒバクシャの思いを実現する格好の条件

連日の猛暑が、ちょっと東京で途切れ、少しは涼しく感じていましたが、広島は35度の猛暑日。未曾有の豪雨災害を受けた広島で「原水爆禁止世界大会」が開かれました。開会総会が開かれる広島県立総合体育館グリーンアリーナへタクシーで到着しました。午後2時の開会あいさつで「国際会議宣言」が報告され、全国から約5千人を超える参加者で熱気がムンムン。外国代表者の紹介・挨拶の後、福山真劫さん(戦争させない・9条こわすな!総かがり行動実行委員長)から連帯の挨拶がありました。国民平和大行進通し更新のみなさんが紹介されました。80歳過ぎても通し更新に参加された偉大な同志に尊敬と連帯の拍手が鳴り響きました。
2日目の早朝、北多摩中央医療しえ今日の組合員さんから作った折り鶴をささげ、分科会「9条改憲ストップと核兵器」に出席しました。小沢隆一教授(東京慈恵医大・憲法学者)は「9条改憲阻止、アジアの平和実現、核兵器禁止・廃絶は三位一体の課題であり。1950年6月に勃発した朝鮮戦争は戦後東アジア(アメリカを含む)の国家体制を確定させた戦争であり、「朝鮮戦争の」の終結は戦後の国家関係を変える。そして軍事同盟体制(韓国+日米)の必要性(正当性)は消滅する。北朝鮮の非核化は米の核戦略見直しで、日中も従うはずで、核兵器禁止条約の実効化はアジアから始まる。」という講演でした。
午後から平和公園を散策しました。見るもの、触るもの涙、涙。年とともに涙腺が甘くなってきました。
平和式典での安倍総理の挨拶はひどかった。核兵器の禁止・廃絶・平和を願って参加されている被爆者、遺族、市民を前に、「核兵器条約」の「か」の字も「き」の字も一言も触れない。安部総理あなたはどこの国の総理大臣なのか。
最後に閉会総会へ出席。「広島からのよびかけ」である決議が採択されました。(理事長 若松洋)