のがわ 5月号
2018/07/11 お知らせ
公文書改ざんや口裏合わせ、「首相案件」メモなどが次つぎと明らかになり、森友学園・加計学園をめぐる疑惑が安倍政権の命脈を揺るがしている
▼首相は「妻が言ってる」からと一方的に疑惑を否定し、「虚構の多数議席」を振り回して「妻や友人」の証人喚問を拒否する、元理財局長は「刑事訴追の恐れ」を理由に50回も証言を拒否し、首相補佐官は「記憶の限りでは」とシラを切る
▼こうやって時間を稼ぎながらこの政権は、すでに強行採決で成立させた戦争法や共謀罪法を全面発動して世論を捻じ伏せようと「自衛隊を憲法9条に明記」する準備に余念がない
▼先月成立させた莫大な軍事予算で「憲法に明記した自衛隊」を動かせば「国難」=「政権のピンチ」を打開できるとの目算だが、今度は自衛隊が南スーダンやイラクでの「日報」を隠してきた事実が発覚した
▼国民と国会を平然と騙す「嘘つき政権が嘘つき自衛隊を憲法に明記する」という事態を放置すれば、暮らしと医療・社会保障を平然と破壊する政治が横行する
▼いまこそ「モリ・カケ疑惑解明、安倍9条改憲NO」の声を上げるべきときだ。
(鈴)