のがわ11月号

2017/12/27 お知らせ

安倍政権は虚構の多数議席に居座り憲法違反の悪法を次つぎに強行したあげくに「森友・加計疑惑」など国政私物化に走り、国民の大きな怒りを買った

▼これらが国会で審議されたら致命傷を受けるので、少子高齢化と北朝鮮問題を「国難」だと騒ぎ立て、これを「突破」するためと偽って「国会冒頭解散・総選挙」に逃げ込んだ
▼少子高齢化対策として消費税を10%に引き上げて社会保障を「高齢者中心」から「全世代型」に変えるというが、それは自ら破壊してきた子育て・勉学支援を少々穴埋めする代わり年金・医療・介護をさらに抑え「全世代」の生活と社会保障を破壊するもの
▼北朝鮮との「対話はムダ」だと軍事制裁を振りかざし、軍事費の拡大、自衛隊の憲法九条への明記を息巻いているが、これが情勢をいっそう緊迫化させている
▼この原稿を書いている今は総選挙の最中だが、どういう結果が出ようともこれらの脅しやゴマカシがいつまでも通用するものではない
▼消費税の引き上げも社会保障の連続改悪も、北朝鮮情勢を利用した九条改憲も戦争する国づくりも、歴史に叛くものなのだから。(鈴)