厳しい情勢の中、組合員・役職員が団結し奮闘しよう

2019/01/16 お知らせ

理事長 若松 洋

 あけましておめでとうございます。
さて、昨年末臨時国会が開催されましたが、数を頼んでの国会運営で暴挙の数々を繰り返してきました。ただ私たちが、貴重な成果と考えるのは、自民党が今国会に提出を狙っていた、自民党の憲法改憲案を国会に提出させなかったことです。これは「国民世論と野党結束」の賜物です。
安倍首相は臨時国会が終わるや否や、県民の民意を踏みにじり、辺野古に土砂を投入し始めました。これで工事が本格的に始められるということでもなく、沖縄に対する嫌がらせにすぎません。2月の県民投票、引き続き参院選で自民党に有利にしようという姑息な考えでしょう。
相次ぐ社会保障費の削減、医療・介護の改悪が続く中で、医療や介護の利用を控える人が相次いでいます。東京の医療生協関連でも、今年度上半期では、赤字で苦労している法人がほとんどの状況です。私たちの医療生協も33年を迎えます。この2年間、皆さんの協力のもと何とか黒字決算を続けてきましたが、今年は厳しい門出を強いられそうです。ブロック、支部の多彩な活動、職員と組合員との協同の取り組みをさらに前進させ、この難局をのり越えていきましょう。